屋久島の登山ルートは原生林の中をトレッキングするコースやある程度整備された道をトレッキングするコースなど多彩です。
屋久島で登山をするさいには、「どのような自然と出会いたいいのか?」を自問自答、仲間と話し合いトレッキングルートを決めるのも一案です。
屋久島の多彩な自然が私たちをいろんな姿で迎えてくれます。
はじめて屋久島を訪れる方は、2つのコースの中から選ぶことになると思います。
【屋久島登山・トレッキングコース】
1.縄文杉を目的地にするコース
2.もののけの森を目的地にするコース
「もののけ姫の森」と呼ばれる森は、白谷雲水峡ルートにあります。
白谷雲水峡ルートは、映画「もののけ姫」の森のイメージをつくりあげたといわれる森をゴールとする2つのトレッキングコースと、
プチトレッキイングコースの弥生杉コースの、合計3コースがあります。
原生林を歩き、もののけの森を目指す
ルート。
行く先々で、神秘的な森を堪能できる
お勧めのルート。
詳細は、白谷雲水峡コース・原生林ルートを参照。
所要時間:2時間30分
江戸時代に花崗岩でつくられた楠川歩道を歩き、もののけの森を目指すルート。
原生林コースのハードな行程と異なり、体力に自信のない方も、もののけの森へ辿り着けるルート。
詳細は、白谷雲水峡コース・楠川歩道ルートを参照。
所要時間:1時間40分
原生林のトレッキングルートでは、自然の苔を存分に味わいながら、原生林を流れる清流や苔むす林など神秘的な情景が延々と続きます。
原生林ルートを歩いていくと見ることのできる屋久杉は、白谷水峡登山口から順に
弥生杉 ⇒ ⇒ 二代大杉 ⇒
⇒ 三本足杉 ⇒ ⇒ びびんこ杉 ⇒ 三本槍 ⇒
三本足杉の後は、びびんこ杉、三本槍を
目指してトレッキング
奉行杉から少々ハードなところもありますが
原生林コースの醍醐味が味わえる最高のポイント。
苔と屋久杉が織りなす神秘的な風景はここでしか
みることができないのでは?
苔むす森は原生林の至る所に。
もののけの森(苔むす森)に到着する前に
苔むす森を体感すること間違いなし!
2代くぐり杉を過ぎれば、整備されたトレッキングコースの 楠川歩道とつながる分岐ポイントはもうすぐ。
原生林を歩き体力的に厳しい方は、もののけの森に行かずに 楠川歩道から登山道へ。
原生林でも、苔むす森は体感済み。
「白谷雲水峡」の登山・トレッキングルートを選択した多くの方が目的地とする「もののけ姫の森」と呼ばれる森。
最近は、苔むす森とも言われているそうだが、もののけの森が一番しっくりする。
宮崎駿氏が何度も訪れ、もののけの世界観を醸成し、魅了されたという苔むすの森。
言葉では言い表せない感動がそこにはある。
屋久島のトレッキングツアーのガイドさんが持参していた観光客サービスの”ことだま”のフィギャーを背景に
写真撮影。
屋久島登山でツアーガイドは必要ないと思い、ガイドをつけずにトレッキングに参加したのだが、このようなガイドさんのサービスを受けることを考えればガイドもありかと思った。
宮崎駿ファーンの方で、屋久島のもののけの森を見に行く方は、自分で”ことだま”を持参することをお勧めする。
他の登山・トレッキングの方々の記念撮影に着き合わされるのを覚悟で...